337: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2017/01/01(日) 11:10:42.70 ID:VvqbIC3bO
ほむら「!」
不意に、ソウルジェムが反応した。
魔力の反応だ。
ほむら(さっさと片付けてしまいましょう)
そんなことを思いながら、ほむらは足早に反応があった方向へと向かっていく。
ほむら「……ここね」
結界を見つける。
できれば、さやかや杏子が来る前に終わらせたい。
迷わず中に入ろうとして──足が止まった。
ほむら「……」
違和感を覚える。
しかし、その正体がわからない。
ほむら(何かが、引っ掛かる……?)
単なる直感ではない。
基本的にほむらは、直感、第六感といった、曖昧なものは信用していない。
理由があるはずだ。
恐らく、これまでの時間軸での経験が警鐘を鳴らしているのだろうが、それが何なのか、わからない。
危険な魔女?
思い出せない──いや……
ほむら「まさか……」
思わず、魔女がいるであろう方向を睨み付ける。
一応見当は付いたが、魔女の姿を見てみないことには確信が持てない。
ほむらは警戒しつつ、結界の中心部へと歩を進めていった。
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