324: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/11/03(木) 11:42:02.10 ID:54+uGDlMO
さやかにとっても、絶望して魔女になるよりは、最後まで彼女のままでいられる方がいいはずだ。
さやか自身が納得しているのなら、これ以上ほむらが口を出すべきではないだろう。
ほむら「……悪くないアドバイスかもしれないわね。少なくとも、美樹さやかのような人間が魔法少女になってしまった時点で、希望なんてほとんどないのだから」
半ば本心から、ほむらは杏子に同意した。
だが、ほむらの言葉に杏子の様子が一変する。
杏子「……てめえ、わかってやがったのか?」
ほむら「……何が?」
ほむらがキョトンとして聞き返すと、杏子はほむらに怒鳴りつけた。
杏子「とぼけんな! あいつが……さやかが、とても魔法少女としては生きていけないような奴だって……わかってやがったんだな!?」
……あぁ、そういうことか。
ほむら「まぁ、そうね」
杏子「だったら、だったらなぜ……!」
ほむら「……」
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