156: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/04(金) 22:35:10.56 ID:sBYU6ntzO
何度終わりを確信して攻撃したか、もうわからない。
魔女(……きりがない。次の攻撃で牽制して、その隙に逃げるべきか)
さやか「」ダッ
魔法少女が攻撃を仕掛けてきた。
剣を振り上げ向かってきたが、魔女は的確に反撃した。
……いや、その反撃はあまりにも的確過ぎたのかもしれない。
さやか「……」
魔女は終わりを確信した。
確信せざるを得なかった。
魔女(……杞憂だったか。わざわざ逃げる算段を立てる必要もなかったか──)
一瞬の弛緩。
それが、その魔女の敗因だった。
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