ほむら「巴マミがいない世界」
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151: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/02(水) 17:14:11.97 ID:anBxTlYZO
杏子「あたしには狩り場を守るって理由もあるが、お前はそうじゃない。この町ではほとんど魔女を狩ってないみたいだしな。かと言って戦闘狂ってタイプでもねぇだろ」

杏子「ワルプルギスの夜に何か因縁でもあるのか……あるいは」

杏子「この町にこだわる理由でもあんのか?」

ほむら「……」

この町にこだわる理由。

それは、ほむらにとって最も大切な人がこの町にいるから。
ほむらがワルプルギスの夜を倒さなければ、その少女は我が身を犠牲にしてでもこの町を守ろうとしてしまうから。

……そんなことを、わざわざ説明してやるつもりはない。

ほむら「そんなものないわ。ただの気まぐれよ」

杏子「……ま、いいけどさ」

恐らく杏子は、ほむらが何か隠し事をしていることには気づいたのだろう。
だからこそほむらは、明確に『話したくない』という意思表示をしたのだ。

ほむら「話は以上よ。ワルプルギスの夜が来る前日に、またここに呼ぶわ」

杏子「わかったよ」

これでいい。
あとは、何も起こらないことを祈るだけだ。


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