ほむら「巴マミがいない世界」
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150: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/02(水) 17:06:44.83 ID:anBxTlYZO
ほむら「……美樹さやかについては、少し考えさせて。協力を頼むときは、私から直接話をするわ」

杏子「ふーん、まぁわかったよ。好きにしな」

ほむら「いずれにせよ、彼女との関係が険悪化することは望ましくないわ。必要以上に彼女と争うことはやめてほしいわね」

杏子「……」

どうせ言っても無駄か、とほむらがため息をついていると、不意に杏子が呟いた。

杏子「……どうもしっくりこねぇな」

ほむら「え?」

杏子は、ほむらを正面から見据え、問いかけた。

杏子「単刀直入に聞こうか。お前の目的はなんだ?」

予想外の質問に、ほむらはわずかにたじろぐ。

ほむら「だから、ワルプルギスの夜を倒すことが……」

杏子「それは目的ではなく手段だろ。なぜ、ワルプルギスの夜を倒そうとする?」

ほむら「……そんなに不思議かしら。魔法少女が魔女と戦うのは当然でしょう」

杏子「まぁな。だが、ワルプルギスの夜に挑もうとするのは普通じゃない。大抵の魔法少女は逃げ出すぜ。あたしだって、ひとりなら倒そうだなんて思わなかったよ」

ほむら「……」


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