ほむら「巴マミがいない世界」
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145: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/03/02(水) 16:55:07.34 ID:anBxTlYZO
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数日後、ほむらは杏子を家に呼んだ。
ワルプルギスの夜の説明をするためだ。

あらかじめ用意した資料も使い、ワルプルギスの夜の戦闘能力、特性、従えている使い魔、予想される攻撃方法など、ほむらがこれまでに知り得た情報を杏子に伝えていく。

ほむら「……とりあえず、こんなところかしら」

説明が一段落したところで、杏子は感心したように息を吐いた。

杏子「すげえな……よくもまぁ、これだけ細かく調べたもんだ。つーか、一体どこから情報を集めたんだ?」

ほむら「……」

ワルプルギスの夜は、伝説になるほど有名ではあるが、その実態まではあまり知られていない。
実際に戦った魔法少女が少な過ぎるのだ。

大抵の魔法少女は勝てない魔女には挑まないし、また、戦った魔法少女の多くはその命を落としている。

恐らくは……いや、間違いなく、ほむら以上にワルプルギスの夜に詳しい魔法少女は存在しないのだろう。


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