文才ないけど小説かく 7
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15:白い空の下で 4/4 ◆d9gN98TTJY[saga]
2016/02/07(日) 23:19:28.97 ID:lRIA5Tkuo

 どれほど空を見ても、雪の冷たさを感じずにいられるようにはならなくても。
 どれほど慣れても、寒さを覚えずにはいられなくても。
 判っている筈のことをどれだけ考えても、実際の日々には叶わなくても。
 ただ、空を見ている。
 確かに触れたあの冷たさを思い出して、もう触れないこの身の寒さを思い出して、そして、
この空の下で確かにあった暖かい触れ合いを思い出して、泣く為に。
 ただ、空を見ている。


                                                             終わり


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