僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 賢者「その2だよ」
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316: ◆XUMchLPOFg[saga]
2018/07/12(木) 10:38:58.45 ID:t2o1TABlO
[こまけぇこたぁいいんだよ!]


ー翌日、賢者ちゃんは近衛兵お話に行きましたー


賢者「昨晩は夜間警戒中に兵士18を私用で引き止めてしまった、任務中と分かりながら私の軽率な行動で迷惑をかけてしまい申し訳ない」

近衛兵「構いませんよ、報告は受けていますがこの位は私も問題無いと判断しています。むしろ彼は真面目すぎるきらいがありましてね、息の抜き方を覚えてもらいたいくらいでして」ハハッ

賢者「理解いただけて助かるよ、王様にも謝ってくる」

近衛兵「行く必要無いと思いますよ?」

賢者「ま、形だけでもね」

近衛兵「先生がそう仰るならば、王様へご挨拶お願いします」

賢者「一応謝罪だよ、挨拶じゃない」

近衛兵「私からも報告は入れときます」


ー賢者ちゃんは王様の所へお話に行きましたー


賢者「まぁこういうことなんです、申し訳ありません」

王様「んふっ、賢者ちゃんが兵士18とねぇ。お固いあいつには丁度いい息抜きだと思うけどね」

賢者「近衛兵殿もそう言っておられましてお咎めは無かったのですが、任務中の私的接触で任務遂行の障害となったのは間違いありません。なので王様にも謝罪をと思いまして」

王様「謝罪するほどでもないし固く考えなくても構わんよ、私は兵士たちに親兄弟はおろか恋人や友人に何かあったら、任務中でも対応するように言ってある。案外みんな抜け出してるんだよ」

賢者「えっ、そうなんですか?」

王様「いざって時はそんなことも言ってられんが、今の平和な時に大事なのは私生活だ。仕事を充実させられるなら親兄弟や恋人、友人に仕事の時間を少し割くくらい何ともないよ」

賢者「良いですね、王様が理解あってみんなやりやすそうだ」

王様「ま、その分やる時は徹底的にやるけどな。身動き取れない位いガッチリ追い込むよ」ガハハ

賢者「良かったですよ、お許しいただけて」

王様「こまけぇこたぁいいんだよ、奴にはまた声かけてやってくれや」


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