僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 賢者「その2だよ」
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127: ◆XUMchLPOFg[saga]
2016/12/15(木) 21:13:37.45 ID:rGqpR/fio
[拳で語り合うんですよ]


王様「ほれほれ、手が止まっておるぞ」

姫「はっ!きぇー!」ガガッ!

王様「打撃に重さが無ければ、手数だ、手数!」

姫「ふっ!はぁ!」バキッ!ドゴッ!

王様「足技も絡めろ!手だけでは単調過ぎて手数が増えんぞ!」

姫「うっ!あー!」ドドドッ!

王様「そう、それだ!もう一押しして一気にたたみかけろ!」

姫「いっ!はぁ…はぁ…」

王様「その若さでよくここまでたどり着いたものだ、日頃の稽古を高いレベルでこなしている良い証拠だ」

姫「…王様…に…、片…手しか…、使わ…せら…れない…」ハァ、ハァ

王様「当たり前だ、これを片手で凌げずして世界王者など夢もまた夢。私に両手を使わせて初めて二流だ」

姫「私は…、二流ですらないのね…」ハッ、ハッ

王様「バカにしている訳ではない、誰も二流未満から始まるのだからな。そして一流はその二流がいるから初めて一流でいられるのだ、二流だとバカにする奴は一流とは言えんし私が認めん。姫はその一流になる資質は十分にある」

姫「…うん、頑張る」

王様「若い事はいいな、息の整い方が段違いに早い。よし!もう一本いくぞ!」

姫「はい!やぁー!」ドッ!

王様「乳酸も爆発力に変えてみせろ!そうでないと世界では勝ち抜けんぞ!」


−ダメだこいつら、政治を全くやってない−


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