僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 賢者「その2だよ」
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122: ◆XUMchLPOFg[saga]
2016/12/15(木) 21:10:50.29 ID:rGqpR/fio
[賢者ちゃんの資格、早速大活躍]


―街の宿屋―


異国の姫(以下、姫)「お父様、しっかりして!」

お父様(以下、異国王)「すまぬ…、病が手遅れなまでに広がっているようだな…」ハアハア

姫「爺や、呪文で何とかならないの!?」

爺「姫様、残念ながら爺の呪文でも限界が来ているようです…」

異国王「姫よ…、爺を責めてやるな。私の為に、彼はよくやってくれている…」ハアハア…

姫「お父様!!もう少し…もう少しなのに…!」ポロポロ

宿屋「旅のお方、お取り込み中に失礼」

爺「これは宿屋のご主人、どうされましたかな」

宿屋「差し出がましいようで恐縮ですが、私の知り合いに名医がおります。これからすぐにでもご紹介できますが…」

姫「本当に!?今すぐお父様を診て頂きたいわ!」

爺「姫様が望みますなら、私も異論はございません」

宿屋「かしこまりました、ではすぐにご連絡致しましょう」


―宿屋は賢者ちゃんを呼びました―


賢者「診て欲しい方って、この方?」

宿屋「はい、旅の途中で病に倒れたとの事です」

賢者「なるほどね」

姫「あなたが名医様?」

賢者「私は名医でも何でもありませんよ、単なる流れの医者です」

姫「お父様を助けて下さい、お金ならいくらでもお支払いします、足りないのならば私自身に代えてでも…」

賢者「お金の心配いりませんよ、見てて下さい」


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