沼の畔の女の子
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96: ◆fpdfvEPUTs[saga]
2016/12/10(土) 01:57:08.54 ID:VwWNDWXZ0
俺「じゃあ、俺が会えたのは?」

ヒゲ先生「俺君はその祠に手を合わせただろう?それが信仰心さ。そんな事をしてくれる子供だと分かっていたから最後に俺君と一緒に遊んだんじゃないかと私は思っているよ」

ヒゲ先生「昔から高霎神と遊んだ当事者以外はその事を記憶に留めないらしい。あまり口外しない様に記憶にフィルターが掛かるのではないかな。だから俺君以外の生徒はほとんど覚えていないんだよ」

俺「そう言う事だったんですね。なるほどなぁ」

ヒゲ先生「だから他のクラスメートに知らないと言われても疑問に思ったり落ち込んだりする必要は無いよ。ただ、理解している人間もいると言う事を俺君に知って欲しかったんだ」

俺「分かりました。何だか少しだけ謎が解けた様で良かったです」

俺「ところで、先生の時は結局どうなったんですか?」

ヒゲ先生「私かい?高霎神に嫌われてしまったようだよ」

俺「は?それはまたどうしてですか?」

ヒゲ先生「私は幼い頃ははっちゃけててねぇ!」



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