ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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27:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/01/23(土) 04:25:26.59 ID:omF0MHMp0

 ×     ×

「上条君」

大きな屋外時計に近づいた所で、恭介は声を掛けられた。

「やあ、志筑さん」

プールサイドの屋外時計周辺、大体合ってる待ち合わせの時間と場所で、
上条恭介は姿を現した志筑仁美に声を掛ける。

「お待たせして申し訳ございません上条君」
「なんか、大変だったね。お疲れ様」
「はい」

志筑仁美は、軽いフリルのついた白いワンピースの水着姿で、
恭介の側にトトトと駆け寄りにっこりほほ笑む。
いかにも仁美らしい清楚な可愛らしさは、恭介にほっとしたものを感じさせる。

「志筑さん」
「はい」
「たこ焼き、買ったんだけど食べる?」
「あら、ちょうどお腹がすいていましたの」
「そう。じゃああっちの広場で」

 ×     ×

「はっ、はふっ、ふっ」

屋台広場のテーブル席で、一瞬我を失った、
それをはしたないと躾けられていた仁美はかああっと頬を赤くするが、
くすくす笑う恭介を見て、うーっと怨みっぽく見てしまう。
そして、仁美も又、くすくす可愛らしく笑い出した

「ごめんごめん」
「いえ」

互いににっこり笑い、仁美は今度はゆっくりフランクフルトの続きを食する。
恭介がちょっと見回すと、既にたこ焼きを交換した二人連れはここにはいないらしい。


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