ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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221:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/25(土) 03:28:19.96 ID:X6/HCBTI0

「コンサートの核は鳴護アリサ、それはとっくに決まって準備も進めて来た。
だけど、その中であなたの様な演奏者が欲しい、だからスカウトしている。
ご理解いただけたかしら?」
「はい。光栄だと思います」

「まあいいわ、今すぐ信用しろって言ってもそれは無理よね。
明日からでも、あなたが信用出来る形で人を立てて交渉させてもらう。
只、今はあの演奏を聴いた私の思いを受け取って欲しい」
「はい、重ね重ねですが、光栄です、有難うございます」

取り敢えず、レディリーにもリアリティの埋め合わせをするつもりがある、
と言う事も理解して、恭介は丁重に一礼した。

「良かった」

アリサが言葉を挟む。

「私も今聞いて、本当に驚いた。
でも、又恭介君と、あの舞台で弾けるんだったら嬉しい」
「僕もです。僕も、アリサさんの歌で演奏するの、楽しかったですから」
「有難うっ!」

アリサが屈託のない笑みと共に両手を差し出し、手に手を取り合う。

「私が言う迄も無いと思うけど、これだから、
楽しい、だけじゃ済まないのは覚悟しておいてね」
「「はいっ」」

パンフレットを掲げたレディリーに、二人の音楽家の卵が力強く返答した。

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今回はここまでです>>215-1000
続きは折を見て。


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