ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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幸福咲乱
◆5sHeUtvTRc
[saga]
2016/01/23(土) 04:01:19.40 ID:omF0MHMp0
「ここにいたんですか」
そこに、更にもう一人、水着姿の女性が近づいて来る。
「お友達ですか?」
「上条先輩。この間、見滝原に音楽聞きに行った時に。
すっごくヴァイオリン上手なんだよ」
「そうでしたか」
会話の合間に、天乃鈴音の首がミリ単位で下に動き、
美琴椿はそれを鋭敏に察してにこっと微笑みを向けていた。
「お姉さん?」
屈託なく会話する茉莉と美琴椿を見て、恭介が尋ねた。
年上と言うか成人、低く見ても大人びた高校生なのは間違いないとして、
紅に近いオレンジ色のクロスホルターのワンピース水着は
スタイルのいい妙齢の美女によく似合っている。
「んー、保護者、かな?」
「ああごめんなさい。美琴椿です」
「上条恭介です」
そうして、恭介に向き直った椿と恭介が互いに一礼する。
その側で、すすすっと移動していた歴戦の戦士天乃鈴音が、
冷徹に戦況を分析するのと同じ目で恭介の視線の動向を把握する。
「マツリーっ、何やってんのーっ?」
「すいません、友達待たせてるから」
「うん」
遠くから声が聞こえて、茉莉が慌てて動き出す。
その側で、鈴音が踵を返しながら小さく頭を下げ、
恭介がにっこり微笑みを返すと、
鈴音は僅かに足を止め、そして、つつつと茉莉の後を追う。
「仲良くしてあげて下さいね」
「はい」
ふふっとほほ笑む椿に恭介はほぼ社交辞令、特に考えもなしに返答し、
椿はふうっと小さく息を吐きやや困った笑みを浮かべて後を追った。
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