ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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185:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/14(火) 03:50:34.51 ID:rUqmCrDW0

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「くそっ!」

実感はないが随分長い事留守にしていた自分の部屋で、
美樹さやかはパジャマシャツをベッドに叩き付けていた。

「まどか、タッくん、おじさんおばさん、
指一本触れてみろ………」

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街灯の下、暁美ほむらは走っていた。
昨日の救出作戦、その後の事も含めて、魔力、キューブを消耗し過ぎた。
あの二人以外にも、救出された魔法少女の中にも危険な状態の者もいた。
だから、今は時間停止はもちろん、変身もギリギリまで控えなければならない。
今は心臓が爆発しないだけマシだ。

「………まどか………」

一声口に出して、ほむらはギリッと歯噛みする。
レディリー=タンクルロード。
とにかく今は、その額のど真ん中に穴を空けるイメージしか浮かばない。

「止まれ」

それは、無機質な声だった。
ほむらが前を見る。
行く手を塞ぐのは、一人の女。
セミロングの黒髪、バイザーを装着し、
ライダーを思わせる黒い繫ぎ姿で背は余り高くない。
或は、ほむらとも余り変わらぬ歳かも知れない。

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今回はここまでです>>180-1000
続きは折を見て。


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