ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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181:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/03/14(火) 03:30:39.27 ID:rUqmCrDW0

「さやかちゃん、大丈夫かな………」

それでも、まどかは未だ半分部外者の立場だったが、
当事者であるさやかは想像するだけで大変だ。
そこは、一人や二人だったら非常に厳しい事になるが、
人数が人数だけに、全員が覚えていないと、
これも本当の事を言ってしまえばいい、と言う作戦が図に当たればいいが。
そんな所まで考えが及ぶ前に、まどかの瞼は重くなる。

ーーーーーーーー

「幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」
「めでたしめでたし」

夫の優しい声に続けて、部屋の入口に立った詢子が繰り返した。
部屋に横たわり、頬杖をつく知久の前では、
子ども布団に入ったタツヤがとっぷりと夢の国に旅立ってる。

「寝たか」
「うん」

詢子の問いに知久が答え、詢子がすっと近づいて片膝をつく。
そして、タツヤの鼻をくにくにとして見るが、
みんなみんな幸せな笑顔に揺るぎはない。

「お休み、タツヤ」


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