ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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145:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/12/08(木) 02:45:59.91 ID:qgufq2ev0

「指示通りに配置を完了した」
「そう」

聖カンナとレディリーが言葉を交わす。

「理屈通りの配置、なのよね」

大きな本を手にした御崎海香が尋ねた。

「その通りよ」

レディリーが答える。

「これから私が行う事は、言わばこのホールに計算通りの世界を再現する。
この世界がそのまま再現される、本来であれば。
それ以上の意味は何も無い筈よ」
「魔術的な意味合いから言っても、
只、世界を表現する術式、それ以上の意味は見出せない」

レディリーの発言を海香が補強する。

「未だに何を言ってるのか分からないんだけどっ」

口を尖らせたのは若葉みらいだった。

「サキやみんなを巻き込んでここまで危ない思いをして、
それで意味が無いとか言われても」
「意味が無いならそれに越した事はないわ」

噛み付きそうなみらいに、レディリーは余裕を見せる。

「その場合、只の取り越し苦労と言う事になる。
但し、攫ったマギカ達に対する言い訳が難しくなるけどね」
「取り越し苦労ならそれに越した事はない、かずみに関わる事だからな。
やってしまった事に対しては、土下座でも八つ裂きでも私が引き受ける」

浅海サキの言葉に、みらいがサキとかずみをすっと見比べる。


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