ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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14:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/01/22(金) 00:34:56.12 ID:iGnM/Ek50
それでは今回の投下、入ります。

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>>12

 ×     ×

「もしもし」

日曜日午前、上条恭介は、待ち合わせ場所に向かう途中で
自分のスマホに一本の電話を受けていた。

「もしもし、上条君?」
「志筑さん」
「ごめんなさい、朝稽古の帰りに電車の事故がありまして、
少し遅れそうです」

「どれぐらい?」

取り敢えず、待ち合わせ場所と時間は折り合う事が出来た。

「申し訳ございませんが、先に入っていて下さいまし」
「うん」

 ×     ×

「おーい」

そういう訳で、本日リニューアルオープンのあすなろ市内の総合遊泳施設、
通称あすなろプールを一足早く訪れた上条恭介は、
さてどこで泳ごうかと動き出した頃合いで、呼びかける声を聞きそちらに顔を向ける。
そちらでは、ビーチチェアの上から、水着姿の女性が口元に笑みを見せて手を振っていた。

「よっ」
「あ、どうも」

鹿目詢子は、ラベンダーカラーの水着姿で、
ビーチチェアの上でサングラスをずらしてニッと笑う。
恭介もなんとなく知り合いだと思い当たってはいたが、
それを見てようやく頭で理解する。


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