ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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137:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/12/07(水) 03:35:27.44 ID:z1Lpz1fr0

「建物………」

目の前に現れた物体を見て、マミが呟く様に言う。

「何か、こっちの認識をごまかしてたか」
「それとも、異次元空間に存在していたか………」

華々莉とほむらが、めいめい推測を述べる。
一同は、周囲に注意を払いながら、
目の前に現れた結構な大きさの洋館風の建物に接近する。

「どう?」
「ドアは開いてる」

背後でティロ・フィナーレを抱えて尋ねるマミに
玄関ドアを確認していたほむらが応じた。

ーーーーーーーー

「薄暗いなぁ」

成見亜里紗が呟く。

洋館に足を踏み入れた面々は、
そのまま、洋館の中のだだっ広いホールをうろついていた。
壁には燭台が並び、蝋燭が点灯されている。

「蝋燭って古風だけど、誰かが火をつけたって事よね?」
「誰かを待っているのか、歓迎されたのか」

ほむらの言葉に、マミが真剣な表情で応じた。

「あれ?」
「どうしたのまどか?」

ほむらが問い返す。まどかの視線は、前方の床に向けられていた。


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