ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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133:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/11/21(月) 03:38:43.88 ID:gLShNy640

「厳しい、ですな」

「はい。そのために、
府警本部長と裁判所は完全にこちらの、貴方の支配下に入ります。

適当な名目で主任警部が令状請求を行えば、
裁判官がそれをフリーパスで通す様に手配します。
同じく、京都府警本部の鑑識も科学捜査研究所も、
あなたがこの携帯を通じて要請を出せば、
適当な名目での依頼でもただちに通る様に手配が行われます。

有体に言いましょう、形さえ整っていれば申請書、報告書は
落書きでもでっち上げでも構わない。
形式上は完全に犯罪ですが、これは超法規的措置です。
最悪でも全責任は総理が負う、あなた達が罪に問われる事は無い事を保障します」

そう言って、織莉子は膨らんだ茶封筒をデスクに置く。

「捜査費用の一部です。名古屋で追加をお渡しします。
金で買える時間と情報には糸目をつけないで下さい。
経費に関しては書類も領収書も不要、完全に自由裁量です。
調査が終わり次第、全員に相応の特別手当が支給されます。
これも、書類には残らない現金です。
もう少し詳しい事は、名古屋で集合した時点でお話しします」

ーーーーーーーー

(回想修了)

「何故に京都?」
「彼女、カガリさんの能力で全てをカバーするのは難しいと言う事よ。
だからある程度はトップダウンの極秘捜査と言う形式をとったけど、
上からの命令でやらされてるだけだと、
地元で対象者が知り合いだと変に勘ぐられるリスクが大きくなる。
それはなるべく避けたかったと言う事」

ほむらの説明を受けて、杏子の当然の疑問に織莉子が付け加えた。


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