ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2.5(まど☆マギ×禁書)
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112:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2016/11/10(木) 01:46:58.29 ID:t3CPdH3c0

「何やってんだこの野郎っ!!」

怒声と共に、黒スーツの一人が吹っ飛ばされる。
辛うじて軍用ナイフを抜いた者もいたが、
ブーストで飛び込んで来た成見亜里紗の敵ではなかった。

「さあて、きっちり吐いてもらおう、かっ!?」

亜里紗がグロッキーの黒スーツの一人の胸倉を掴んでいたが、
それをどんと突き放して飛びのいた。

(電撃っ!?)

と、思った次の瞬間、びゅんと振った亜里紗の鎌が鞭を弾き飛ばす。

「逃げろっ!」

そして、亜里紗との間に割って入った浅海サキの言葉に、
黒スーツ達は這う這うの体で車に飛び乗った。

「じゃあ、あんたが話してくれるってーのっ?」

鼻から下にマスクを巻いたサキを、亜里紗が鎌を振って威嚇する。
バババッ、と、両者が交錯した。

((速さ、の能力はお互い様かっ))

荒い息を吐きながら、双方が心の中で呟く。

「ちっ!」

長さの変わった鞭を亜里紗が寸手で交わし、
続いて亜里紗が大鎌の刃と柄をぶん回してラッシュする。

「くっ、この、っ………」

鎌の柄に鞭が巻き付き、力ずくで弾ける。
サキの頬の辺りを柄が掠める。


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