加賀「提督……あなたのスタンドは……この世の何よりも優しいスタンド」
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11: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2016/01/01(金) 23:12:29.36 ID:e3MAfn1io

 まるっきり棒読みで話すジョニィと、矮躯の少女相手に仗助はすっかりと毒気が抜かれた気分となり……


「えっと……あの、魂とか賭けるっつーのは……」

「盛り上げる為とは言ったけど……それがどうかしたのか、ヒガシカタ・ジョースケ」

「……いや、なんでもねーッス。なんでもね」


 つまり――ほとんど独り相撲だった、という事だろうか。

 瑞鶴は、それこそ、なにかたまたま時間が――妖精さんがいないとか、お花を摘みに行っているとか――――かかって。

 ジョニィに、瑞鶴をどうにかする力はなかった……と。


「それじゃあ、これ……コーヒー代とコイン。ここに置いておくよ」


 ジョニィがそう言い残してテーブルに硬貨を置いておくその時も。

 仗助は、ただ肩を落として椅子に腰かけ、見送る事しかできなかった。


「……マジにグレートっすよ、こいつぁ」



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