888:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 20:51:00.84 ID:f99GTpNXO
貴音「……なるほど、くるーやという方は律子嬢と春香の父君でしたか」
律子「ええ。どうやら彼は私たちにお土産を用意して待っててくれたみたい」
貴音「それで、春香は今もその異次元でくるーや殿から土産とやらを享受しているところなのですね?」
律子「そうよ。なんか時間かかりそうだったから、とりあえず私だけ抜けて来たってわけ」
律子「父親っていってもあくまで架空の世界の話だから、特に感慨が湧くってわけでもないんだけどね」
律子「まあでも……彼のおかげで私はパラディンになれたんだし、一応感謝はしているわ」
貴音「……ふふっ」ニコッ
律子「な、なによ?」
貴音「律子嬢から邪悪の気配が完全に絶たれたことが、わたくしは何より嬉しいのです。それに、何やらとてもすっきりとされている様子。もう、気持ちに一片の曇りも無いようですね?」
律子「……まあねー。あれだけネガってた自分が嘘みたいに、今はすごく気分が晴れてるのよね」
律子(クルーヤさん……か。なんか変わった人だったなぁ)
律子(ありがとう。…………行ってきます、お父さん)
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