P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL2
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844:名無しNIPPER[saga]
2017/11/04(土) 21:04:23.35 ID:Ijlr45TlO

貴音「わたくしが貴方の存在理由だと仰るのならば……わたくしを殺した後……貴方はどうなさるおつもりですか……?」


ダークバハムート「………」


貴音「……そもそも、神であられる貴方がたった一人の人間に執着するというのも不自然……うぐっ!」

ガシッ…!


ダークバハムート「……少々喋り過ぎだ」グッ 

貴音「ぁ……!」グッタリ


ダークバハムート「知った風な口の聞き方だな、タカネよ。お前は我の心の声でも聴いたつもりか?」

ダークバハムート「大人しくすれば幾許かの時間を与えてやろうと思っていたが……。今すぐにでも死ぬか?」

ダークバハムート「我がほんの少し力を籠めればお前の頭と胴体は離ればなれになるぞ?」ググッ


貴音「ぅ……ぁ……!」


貴音(ここまで……のようですね……)

貴音(後悔は残りますが……ばはむーと殿の手によってわたくしの命が終わるのならば、それは因果応報というもの)

貴音(ばはむーと殿が闇に落ちたのは、わたくしの責任なのですから……)

貴音(魂を救って差し上げることができないのであれば、せめてその手に……)






貴音(………………いえ、それは駄目です……!)

貴音(わたくしがここで諦めてしまっては、あの子たちの想いを無碍にしてしまうことに……!)

貴音(あの幼子たちの健気な願いを……無駄になどどうして出来ましょうか……!)





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