P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL2
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686:名無しNIPPER[saga]
2017/04/09(日) 07:22:09.87 ID:yKLskMaYO

美希「でもね? ミキ、不思議に思ったの」

美希「だってずっと同じ方から魔法が飛んで来たら、誰だってミキと同じように考えると思うの」

美希「そしたらアンコクさんのいる位置が遅かれ早かれバレちゃうの」

美希「きっと何か『動けない理由』があるんじゃないかな?」

美希「この階が真っ暗なのも、完全に自分の位置を特定されないための煙幕に利用してる……」

美希「……どう?」



暗黒魔道士「………」

暗黒魔道士(完璧な回答ではないけれど……今までのやり取りでそこまで読むのか……)



暗黒魔道士「……前者については正解。ボクはとある理由から、今いる場所から大きく動くことはできない」

暗黒魔道士「でも、後者についてはハズレだ」



美希「ガーン! ショックなの……」

美希(単なる煙幕じゃないんだ……)

美希(じゃあやっぱり、この階が真っ暗なことと今いる場所から動けないこと。この二つはアンコクさんが何回も連続で魔法を使えるってことと関係してるんじゃないかな)

美希(……なんとなくカクシンに迫ってきたってカンジなの)




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