441:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/02(日) 21:10:12.24 ID:aKjI7yjuO
黒井(『絆』とやらが信条の765プロが、仲間であった人間を倒す、か)
黒井(ゲームの世界とは、まったく不条理な世界だ)
黒井(……もちろん、私は高槻やよいなど関係なく、私自身のために音無小鳥を倒す)
黒井(しかし……私がすべき事は本当にそうなのか?)
黒井(私は、この世界で何をして来た?)
黒井(この世界で何を見て来た?)
黒井(私は……)
冬馬「なあ黒井のおっさん。これからお祈りとやらが始まるみたいだけど、あんたはどうするんだ?」
黒井「………」
冬馬「どうせおっさんはお祈りなんか興味ないだろ? 自由に行動してても構わないけど、あんまり遠くに行くなよな。迷子になられても困るからよ」
黒井「………」
黒井「お前たちの力だけで足りるとでも思っているのか?」
冬馬「え?」
黒井「王たるこの私の力無くして音無小鳥に勝てるはずがあるまい」
高木「黒井……」
黒井「いいか、決して765プロと力を合わせるのではない。あくまで力を貸してやるのだ」
冬馬「おっさん、じゃあ……」
黒井「おい、老人。やるならさっさと始めるぞ」
長老「幻獣王リヴァイアサンの力を借りられるとは、これ程心強いことはない」
長老「さ、皆、こっちじゃ」
スタスタ…
黒井(勘違いするなよ、765プロ。私はお前たちと馴れ合うつもりなどない)
黒井(今までどんなことがあろうともしぶとく生き残ってきたお前たちがこの状況をどう乗り越えてみせるのか)
黒井(ただそこに興味が湧いただけなのだ)
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