P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL2
1- 20
382: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/08/28(日) 19:09:39.30 ID:VRt3rZWL0

…ザッ

響「……千早?」


千早「……我那覇さん? どうしたの? こんな夜遅くに」

響「それはこっちのセリフだぞ。……こんなところで歌の練習?」

千早「なんだか落ち着かなくて。眠れないから、歌えば少しは気が楽になるかも、って思って」

響「そっか。やっぱり千早も落ち着かないのかー……」

千早「我那覇さんも眠れないの?」

響「自分は……」



響「自信が持てないんだ」

響「自分、真みたいに強くないし、魔法が使えるってわけでもないし……」

響「この先ちゃんとみんなについて行けるのかな……って」

千早「……珍しいわね。そんなに弱気な我那覇さんは初めて見たわ」

響「そりゃ、自分だって自信をなくすことくらいあるよ」

響「こないだ戦った親衛隊の魔物たちはすっごく強くて、自分は攻撃をよけることで精一杯でさ」

千早「………」

響「よく考えたら自分、今までみんなほど魔物と戦って来なかったんだ」

響「エン太郎やファル子、それにまど香。飛空艇のことだったら、誰にも負けない自信はあるつもりだけど……」

千早「……ええと、ごめんなさい。まど香って誰の事だったかしら?」

響「も〜、まど香は魔導船の名前だぞ。千早、忘れちゃったのか?」

千早(いつの間に決まったのかしら)




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
897Res/925.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice