365: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/08/28(日) 18:10:42.65 ID:VRt3rZWL0
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長老「……そうか。お主らもまた、ハルカたちの仲間じゃったのか」
北斗「はい。もう月へ行く手段はありませんが、あなたの力をお借りすれば俺たちの『想い』を彼女たちへ届ける事ができると思ったんです」
長老「ふむ……」
長老「お主らの気持ちは分かった。本当ならワシひとりで祈るつもりじゃったが……」
長老「こうしてここにお主らが訪れたのも、何かの縁じゃろう。共に来るがよい」
北斗「はい、ありがとうございます」
長老「少し待っていてくれ。すぐにやることを終わらせてくる」
スタスタ…
冬馬「……なあ、じいさん、待ってくれ」
長老「……ん?」クルッ
冬馬「何人分の墓を作るつもりか知らねえけど、あんたひとりじゃ大変だろ? 俺にも手伝わせてもらえないか?」
長老「………」
長老「不思議じゃな、お主は。幻獣が召喚士でもないワシの為に力を貸すなど」
長老「ありがとう。ならば、頼んでも良いかの?」
冬馬「おうっ!」
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