341: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/07/31(日) 13:15:16.98 ID:uFHmjAGF0
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律子「……『音無さんを真の意味で救えるのは俺しかいない』? 本当にプロデューサーはそんな事を言ったの?」
春香「はい。きっとプロデューサーさんには何か考えがあるんだと思います」
律子「どういう意味なのかしら」
真美「んー、たとえば、兄ちゃんの持ってるいやしの杖でピヨちゃんがケガしたら治す、とか?」
律子「それはどうかしらね……。あの杖ってそこまでの回復力はないんでしょ?」
春香「そうですね。確か回復量はケアルより少し多いくらいだったかな?」
律子「いくらプロデューサーが無敵だからって、ケアルラにも満たない回復量じゃ追いつかないでしょう」
伊織「ま、こっちは13人もいるんだし、立て続けに攻撃したら確実に向こうの回復は間に合わないでしょうね」
真美「それもそっか」
千早「だったら、物理的にではなく精神的に音無さんを助けるという事かしら」
真「つまり……プロデューサーが小鳥さんの心の支えになるって事?」
千早「ええ」
千早「いくら音無さんがこの世界を楽しんでいるとはいえ、最終的には一対十三の戦いになる」
千早「その状況を見兼ねてプロデューサーは音無さんの心の支えになろうと決意した」
律子「……なるほど、あり得るわね」
律子「とにかく、プロデューサーや小鳥さんの真意が分かった以上、私たちも二人の期待に応えた戦いを見せないといけないわね」
春香「そうですねっ!」
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