177: ◆bjtPFp8neU[saga]
2016/04/16(土) 21:46:59.52 ID:RWf558iQO
ー 月の民の館への道 ー
千早「……はっ!」
ヒュー…ドスッ!
魔物「」
千早「……ふぅ」
春香「千早ちゃんお疲れ様。回復してあげるね」
春香「……ケアルラ!」
シャララーン! キラキラキラ…
千早「……ありがとう、春香」
春香「ううん、私の方こそ千早ちゃんだけに戦わせてゴメンね?」
千早「何言ってるのよ。春香には美希を背負ってもらっているんだから、私が道を切り開くのは当然でしょう?」
春香「えへへ、そっか」
美希「……zzz」
千早「……美希、あの後ちゃんと元に戻ったわね」
春香「そうだねー。こっちに帰って来たら美希の髪が短くなっててびっくりしちゃったけど、何だったんだろう?」
美希「……zzz」
P「……よく分からないけど、夢を見ているのと同じ状態だったらしいぞ」
千早「夢……ですか?」
P「ああ。本人が言ってたから間違いないんじゃないかな」
P「春香の多重人格とは違う、とも言ってたな」
春香「じゃあ、あの時の美希も今のこの美希も、同一人物って事ですか?」
P「そういう事らしい」
P「でも美希、すごかったんだぞ? 闇春香の全力の暗黒剣と互角以上だったんだから」
春香「そうそう! なんかすごい魔法を使ってたし」
千早「……私は、結局あまり役に立てませんでしたね」
P「そんな事はない。あの時千早が身を呈して美希を庇ったから、活路が開けたんだよ」
春香「そうだよ! 千早ちゃん、カッコ良かったよ?」
千早「そう言ってもらえるとありがたいけど……」
897Res/925.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20