【咲 -Saki- SS】 大学編 - いちご味 - ちゃちゃのん「おかえりなさい」
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329:ケイ@3章「オレンジワルツ」 荒川病院編[saga]
2015/12/26(土) 22:53:42.97 ID:4cxibNJK0



利仙「人よりも無垢で繊細な天使のような少女は、周囲からの好奇の視線を鋭敏に感じすぎてしまうもの…」アァ…


利仙「その受け止め方すら分からない少女にとって、それは時に重荷であり、心を引き裂く刃でもあったはず……」ギュッ



利仙「そうして心も翼も傷ついて、外部との繋がりを絶った孤独な殻の少女―――」


利仙「そんな少女が自らの内にまで響く声、とても暖かな想いのカケラによって 再び羽ばたけることを知ったのですわ―――」ラララーー


もこ「(―――いや、だからそれはただの痛いファンの妄想だよね……)」ブツブツブツ




利仙「妄想でもなんでも構いませんわ〜 私たちファンの声援が力になる―――そう思わせてくれる何かが、彼女には確かにあるのですわ…」



利仙「そして彼女の最大の魅力は、チカラとした輝きを 私たちファンに幸せというカタチで与えて下さるトコロなんですのよ!!」キラキラキラッ


もこ「(―――だから、それはただのアイドルとファンの関係なんじゃないの……)」ブツブツブツ






ちゃちゃのん(さっきから向こうで、何の話をしちょるんじゃろぅ…?)タンッ

憩「ロンですよーーぅ」パララッ


ちゃちゃのん(あぅぅ、つい集中 乱してもうたんじゃ…)ガックシ




もこ「(―――やっぱり、気のせいなんじゃ……)」ブツブツブツ


利仙「そ、そんなことはありませんわ。 くぅぅっ、ここでは満足な応援も出来ませんわ……」






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