提督「うぉゎぁああああああああああああああああああああああああああ」
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133: ◆kquYBfBssLZl[saga]
2016/01/20(水) 16:01:58.93 ID:EZBMk7yPO
先ほど布団を捲り上げた時にめくれてしまったのだろうか、割れた腹筋が裾からはみ出している。
女の子というのは、男性の腹筋が大好きだ。
別に無くてもいいけど、あったら素敵、そんな感じ。
この前の中規模作戦成功を祝しての宴会で、お酒に酔った勢いで触ってみた、あの時の感覚。
相手が男性なのだと強制的に意識させられるような、硬い身体。
膂力だけならば、駆逐艦にすらかなわない筈のその肉体に、安心感を持ってしまうのは何故だろう。
その身体に、今度こそ素面で、手を伸ばす。

「っ……」

触れる瞬間、思わず目を瞑ってしまう。
そのせいで逆に、触覚が強化されてしまい、指先に生々しい感触を覚える。
硬くて、熱い。
弾力があって、この三ヶ月のせいだろうか、前よりも少しだけ、皮下脂肪が厚くなったような気がする。
しかし、撫でてみるとやはり凹凸もあり、やがて私は指先だけでなく、掌全体でその感覚を楽しんでいた。
そしてふと、親指の付け根に何かがぶつかった。
それは、ズボンの腰紐。
否が応でも、更にその下に意識を向けてしまう。
ごくり、と自分の喉が鳴る音を煩わしく感じながら、空いている片手をその先端に伸ばす。
ご丁寧にも寝るときまで結ばれている腰紐を、私の指先が少しずつ解いていく。
お腹の上に乗せたままの掌に、司令官の呼吸を感じる。
その安らかな寝息とは対照的に、自分の呼吸は浅く、早いものになっていく。
司令官は眠っているのに、それを聞かれるのが嫌で、口を閉じた。
紐を解き終わると、私は遂に、司令官のズボンに手をかけた。
両手を司令官の腰の部分に当てて、布と皮膚の間に指を滑り込ませる。
そこまできて、不意に私の脳裏に、一抹の不安が過ぎった。
……こんなことをして、司令官にバレたら、嫌われるんじゃ……?
小さな不安が徐々に大きくなり、決意が揺らいでいく。

「大丈夫、まだ起きないよ」

まるで私の心を読んだかのような言葉。
背後から私を抱きすくめるようにして、そんな言葉を囁く。

「だからほら……」

伸びる掌が、私の両手に重ねられる。
そして、その小さな掌に導かれるように、私の両手が司令官のスボンを一気に引き下ろした。


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