本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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809: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2020/12/01(火) 22:55:36.62 ID:XVWavLz90

――女子寮内・未央の部屋

P「……うーん。これはグレー」

未央「なんか言った?」

P「いや……まあ、何と言うか。誰にも見つからずに来ちゃったな、と」

未央「寮監さんには会ったけどねー」

P「それはまあな。ただ、他のアイドルとか、そういう……な。と言うか、共用キッチンを使うんじゃないのか」

未央「共用キッチンのほうが大きいし、設備も揃ってるんだけどね。ふたりだけだし、いいかなって」

P「……まあ、いいけど」

未央「それと、こっちのほうが秘密感が出て……いいでしょ? ドキドキ、しない?」

P「悪い意味ではする」

未央「悪い意味かー」

P「……親子丼、さっさと作ろう。なんか、眠くなってきた。このままだと帰るのが危ない」

未央「泊まってかないの?」

P「泊まるわけないだろ……」

未央「つれないなー。それじゃあ料理とまいりましょう。はいはい、手を洗って洗って」

P「じゃあ、俺は……だしでもつくっとくか」

未央「そのうちに私は鶏もも肉を一口大に切り分けます。あと玉ねぎを薄切りに。はい、具材完成!」

P「早いな。それじゃあこれに入れてちょっと煮て」

未央「その間にごはんをチン!」

P「溶き卵を回し入れて……ちょっと半熟め、これくらいか?」

未央「それじゃ、丼に入れたごはんの上にかけて……完成! 親子丼!」

P「……すぐだったな」

未央「すぐだったねー。……あ、飲み物、用意してなかったね。ちょっと待ってて。冷蔵庫から取ってくるね」

P「じゃあ、その内に俺はトイレでも…………いや、やめとくか」

未央「いや我慢されるほうが心配だから変な遠慮せずに行って?」



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