807: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2020/12/01(火) 22:54:27.80 ID:XVWavLz90
未央「実は、今日は未央ちゃんの誕生日だったりするんですよねー。……ちらっ」
P「祝っただろ?」
未央「祝われたけどー……祝われ足りないと言いますか」
P「情勢的に無理だな。そもそも今日は仕事も長引いたしな」
未央「それそれ。ほんとなら実家に帰ってホームパーティーとしゃれこもうとしていたのに……」
P「はいダウト。それなら家に連絡してるはずだからな。そんな様子はなかったし、もしするならもうちょっと安全な日にするだろ。つまり日を変えて今週末にでもするか、あるいは一昨日かそのあたりにでもやったか」
未央「う、鋭い。……でも、せっかくの誕生日に仕事が長引いたの、ちょっとは罪悪感を覚えたりしない?」
P「しないこともない。だから、この後は付き合うよ」
未央「……罪悪感を覚えるから、付き合ってくれるの?」
P「それは、違うが……。未央、聞き方がいやらしいぞ」
未央「それはプロデューサーが反省することじゃないかな? 照れ隠しだったとしても、ね」
P「……悪かったよ。罪悪感とか関係なく、俺が未央を祝いたかっただけで――いっしょにいたかっただけだ。これでいいか?」
未央「よろしい。それじゃ、誕生日デート、だね」
P「どこも行くとこないけどな」
未央「それは言わない。お店とかも……この時間だと、閉まってるかな」
P「だな。……散歩かドライブくらいか? でも、なにか食べたい気分だな」
未央「じゃあ、コンビニ? ……あ」
P「ん? ……ああ、ここのスーパー、まだ開いてる時間だったか」
未央「……ね、プロデューサー。ごはん、いっしょにつくるのはどうでしょうか」
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