本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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763: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2019/02/28(木) 22:14:50.20 ID:qFtfRU3L0

――

未央「まずはやっぱりしょっぱいのから?」

P「かな。ほれ、肉まん」

未央「ん、ありがと。……冬って、肉まんの季節かもね」

P「冬と言えばコンビニの肉まんって?」

未央「うん。ふたつに割って湯気がぶわーって上るところとか、冬だなーって感じしない?」

P「わからなくもない。高校生とかが買い食いしてるイメージがなんか強いな」

未央「漫画とかアニメとかで?」

P「漫画とかアニメとかで」

未央「……プロデューサーにはそういう経験」

P「あると思うか?」

未央「ですよねー。未央ちゃんも……ないわけじゃない? かも」

P「未央はありそうな気もするな。いつもいつもフライドチキンってわけでもなかっただろうし」

未央「……羨ましい?」

P「いや、べつに。今更だろ」

未央「まあまあ、今日のところは未央ちゃんがいっしょにいるんだから、そんなに落ち込まないでってー」

P「落ち込んでないんだが……これ言うと『またまた〜』とか言われそうだな」

未央「またまたー」

P「本当に言うなよ……」

未央「いや、今のは言うでしょ。明らかにフリだったじゃん」

P「じゃあどうすればよかったんだよ……」

未央「あの状況になった時点で詰みだよね。肯定したらそのまま進む、否定したら『逆に怪しい』とか言われて進む……ほんと、どうすればいいんだろうね?」

P「だいたい否定しようもないことだったりするしな。否定するための証拠を出せない」

未央「困るよね」

P「俺は現在進行系で困ってるけどな」

未央「えへへ」

P「えへへじゃない。……いつまでもこんなこと言ってると冷めるな。さっさと食べるか」

未央「そだね。じゃあ、いただきます」

P「いただきます……って、こういうのに言うか?」

未央「細かいことは気にしなーい」

P「……それもそうだな」

未央「……ん、おいしい。スナック感覚で食べれるこの味がまたいいよね」

P「本格的な中華まんとはまた違ったジャンルだよな」

未央「そうそう。……じゃ、次はフライドチキン……フライドチキン!」

P「んっ。……いきなりなんだよ、びっくりしたわ」

未央「いやー、やっぱりやっておかなきゃいけないと思いまして」

P「何をだよ……」

未央「……ふむふむ、やはりここのフライドチキンは他のコンビニのより塩気の強い味わい……」

P「食べてるし。……俺も食べるか」

未央「……」モグモグ

P「……」モグモグ

未央「……ふたりとも食べてたら黙っちゃうね」

P「食べてるからな……」


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