本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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737: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2018/08/20(月) 23:43:38.75 ID:1QUlsanb0

――店の外

未央「はー……結局、お出汁、ぜんぶ飲んじゃったよー」

P「俺もそうだな。思ったよりも腹が膨れたんじゃないか?」

未央「うん。動けないーってほどじゃないけど、思ったよりは、ね。でも、あっさりしてたし、食べやすくて……たぶん、大盛りでもいけちゃったね。頼まなくてよかったけど」

P「そうだな。もうそろそろ夏も終わるが、あんまり食欲がないときなんかには重宝しそうだ」

未央「それは確かに……って、そう言えば、もうそんな時期かー。高校の頃だと……そろそろ夏休みが終わる頃だね。宿題に追われる時期だ」

P「去年なんて、確か、ちょっと早くに夏休みが終わって、もうそろそろ始まる頃だったんじゃないか?」

未央「んー……そうだったような気もするし、そうじゃなかったような気もする……去年は忙しかったからあんまり覚えてないね。学校でも学校じゃなくても、勉強してた気がするし」

P「受験生だったもんな。大学は九月の半ばか終わりくらいまで休み、だったか」

未央「だね。そのあたりはプロデューサーのほうが詳しいかも」

P「なんでだよ。確かに未央のスケジュールはだいたい頭に入ってるが」

未央「私よりも私のこと知ってるかも?」

P「そんなことはないと思うが……」

未央「でも、大学が休みでも、あんまり休みだーって感じはしないかも。プロデューサーがいっぱい仕事をくれるからねー」

P「ああ。高校の頃に比べて仕事を入れやすくてありがたい」

未央「私も仕事がいっぱいでありがたい……けど、お休みもほしいなー? なんて」

P「心配するな。身体は壊さないように気をつけてる」

未央「身体が壊れなかったらいいってものじゃないですよ?」

P「ははは」

未央「笑い事じゃないんですけど!?」

P「……まあ、ちゃんと考えてるよ。大学生とは言っても、だしな。昔に比べると、さすがに頑張りすぎたりはしないようになってるが」

未央「……そう言われたらそう言われたで、なんか、調子狂うね」

P「どうしろって言うんだよ。……とにかく、また休みは入れておくよ。遊びすぎて遊び疲れられても困るが……そういう日も、あったほうがいいかもしれないからな」

未央「……プロデューサーは?」

P「俺?」

未央「身体は壊さないように気をつけてるかもしれないけど……たまには遊ぶのも、大事だよ」

P「……そうだな。俺も、ちゃんと休んで、ちゃんと遊ぶよ。それでいいか?」

未央「んー……あんまり信じられませんなぁ」

P「そんなに信頼できないか? 俺」

未央「プロデューサーは私に頑張りすぎないようにって言うくせに、自分は頑張りすぎちゃったりしますからなぁ。休日はしっかり休んでるんだろうけど……遊ぶのは、信頼できない、から」

P「から?」

未央「私もプロデューサーもオフのときに、さ。……いっしょに遊んだり、しませんか?」

P「……」

未央「……む、無言は、ちょっと、悲しいんですけど?」

P「……あ、いや、悪い。……うん。そうだな。未央がいいなら、そう、するか」

未央「ほんとに? ほんとに、いいの?」

P「いいよ。むしろ、こっちからお願いしたいくらいだよ。未央は俺よりずっと遊び方を知ってるだろうし……未央となら、俺も、しっかり遊べそうだからな」

未央「……そ、っか。そっか。そう、ですか。……よーし! それじゃ、未央ちゃんがプロデューサーのことをヘトヘトになるまで遊び疲れさせちゃうからね! 覚悟しておくよーに!」

P「いや、ヘトヘトにされたら困るんだが……おい、聞いてるか? 未央? おーい」






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