本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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735: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2018/08/20(月) 23:38:38.09 ID:1QUlsanb0

――店の中

未央「お、店の中もオシャレな雰囲気だけど……立ち食いなんだ。ちょっと意外」

P「そんなに広くないからかな。ビジネス街ってのも関係しているかもしれない。昼休みなんかにサッと入ってサッと出る、みたいな人が多いんじゃないか?」

未央「あー、そういう。えっと……あそこで注文する感じかな? うどんを注文している間に並べられている天ぷらなんかを選んでお会計するタイプ……うどん屋さんって、こういうの多い?」

P「んー……どうだろうな。俺もそんなにうどん屋に行ってるわけじゃないからなぁ……讃岐うどんはこういうスタイルの店が多いのかもしれない」

未央「ほうほう? それで、プロデューサーは何のうどんを注文するのかな?」

P「俺は……そうだな。冷かけで」

未央「冷かけ? って……かけうどんの、冷たいやつ?」

P「まんまだな。そうなんだが」

未央「『通』な食べ方ってやつ?」

P「いや、単に暑いからシンプルで冷たいのを一気に喉に流したかったってだけだな」

未央「おおう、そういう理由ですか……まあ、前にうどん屋さんに行ったときに変な食べ方してたもんね。そんなこと考えてないか」

P「ん? バカにしてるか?」

未央「してないしてないしてないヨー。それじゃ、私も同じので。注文しよしよ」

P「なんか釈然としないが、わかった。……すみません。冷かけの大盛りと並を一つずつ、お願いします」

未央「で、出来上がるのを待ってる間に天ぷらを?」

P「べつに取らなくてもいいんだろうけどな。このシステムだと……ついつい、取っちゃうよなぁ」

未央「だね。えっと……私は定番の鶏天かな。あ、かやくご飯もある。うどんと同じ出汁で……だって。そんなに量もないし、これも食べよ」

P「俺もまあ、似たような構成だな……それじゃ、俺は会計しとくから、適当に場所とっといてくれ。うどんは店員さんが出来上がり次第持ってきてくれるらしいから」

未央「ん。旦那さまの帰ってくる場所を守っておくのが妻の務めですからねー」

P「誰が旦那さまで誰が妻だよ……」

未央「それはもちろん、プロデューサーが旦那さまで、私が」

P「それ以上言わなくていい」



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