691: ◆Tw7kfjMAJk[sage saga]
2018/03/06(火) 22:59:22.84 ID:nkn1mx640
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未央「はい、おかえりー」
P「ただいま。って、なんか違わないか?」
未央「違わない違わない。それじゃ、早速ドーナツをいただこっかなー。あ、はんぶんこ、する?」
P「チョコファッション、めちゃくちゃ半分にしにくいんだが」
未央「チョコ部分とチョコじゃない部分で?」
P「それなら簡単だけど嫌だろ……まあ、一回割ってみるか」
未央「うんうん。やってみてやってみて」
P「ん……お、意外といけた」
未央「まあ、半分じゃなくて四等分だけど?」
P「そっちのが簡単だからな。それに、同じことだろ?」
未央「同じことだねー。それじゃ、私のゴールデンなチョコレートを半分差し上げましょー」
P「ありがたき幸せ。って言っても、まずは自分のから食べるんだが」
未央「私もー。いただきまーす」パクッ
P「いただきます」
未央「……うん。やっぱりおいしいね。ドーナツ。この黄色いのがおいしい。この……パフみたいな……なに?」
P「粒?」
未央「そのまんまだね」
P「でも、それ以外どう表現すればいいのかわからないからな。正式名称あるんだろうか」
未央「どうだろ? とにかく、この黄色いカリカリがおいしいんだよね」
P「甘くて楽しい食感だよな」
未央「そうそう。子どもの頃とか大好きだったなー……今でも好きだけど」
P「俺もそうだったな。なんか『ゴールデン』ってのに惹かれた想い出がある」
未央「その気持ちはわからないなー。男の子だからかな? ウチの兄弟もそうだったかも」
P「かもな。それと比べると、チョコファッションとか、オールドファッション系のは『オトナ』って印象があった」
未央「あー、ちょっとわかる。なんか、子どもの頃は手を出しにくかったかも」
P「やわらかくないし、甘そうでもないからな。今となってはどんな見方だよって思うが」
未央「子どもの頃の純粋さを失ってしまった、ってことだね……」
P「純粋さ関係あるか?」
未央「あるある。未央ちゃん調べ」
P「それは説得力あるな」
未央「でしょ? 他にプロデューサーくんは未央ちゃんにメロメロー、なんて調査結果もあったり」
P「はいはい。それで、未央は点心、どれが食べたい?」
未央「スルーされたー。エビでお願いします」
P「ん。じゃあ俺が小籠包もらって……肉まんなら半分に割れるか?」
未央「割れそうだね。不器用なプロデューサーくんには難しいかなー?」
P「……お願いします」
未央「うむ。器用な未央ちゃんが綺麗に割ってあげましょ……あ」
P「……」
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