666: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2017/11/05(日) 23:16:38.08 ID:BUv/Zjsp0
――店の外
未央「ふぅ……お腹いっぱいだよー」
P「無理に食べなくても俺が食べたのに」
未央「だって、おいしかったんだもん。おいしいものはいっぱい食べたくなっちゃうでしょ?」
P「まあ、そうかもしれないが……」
ちひろ「でも、おいしかったですよね。こんなお店を紹介されちゃうと……そう言えば、もう美波ちゃんはお酒も飲めるのよね。あんまり一緒には行けてないけれど……」
美波「わ、私は学生ですから。そういうのは、卒業してから、ということで……」
P「あんまり気が乗らない様子だが、何かあったのか?」
ちひろ「あー……美波ちゃん、どちらかと言うと介抱する側ですから」
P「あー……」
未央「……お酒、かぁ。私が飲めるようになるのは、二年以上先だね。今日も、私が飲めたらみんな飲んでた?」
P「んー……俺もそこまで飲む方じゃないからなぁ。美波が酔うところはちょっと見てみたくもあるが」
ちひろ「そう言えば、私も見たことないかも……美波ちゃん、誰かの前で酔うほど飲んだこと、あります?」
美波「……あまり思い出したくありません」
未央「そういうこと言われると見たくなっちゃいますなぁ。でも、酔うってどんな感じなんだろ。一回体験してみたいかも――」
美波「未央ちゃん。お酒は飲んでも飲まれるな、よ」
未央「……何があったの? みなみん」
P「まあ、飲み過ぎはダメってことだな。未央はそういうことを考える前にまず受験な」
未央「うっ。……あ、アイドルもだし」
ちひろ「もちろん、それも頑張ってもらうことにはなると思いますけど……やっぱり、大事なことですからね」
美波「そうだよ? でも、大丈夫。私がしっかり教えてあげるから!」
未央「みなみんに教えられるのがこわいんだけど……いや、ありがたいんだけどね? できれば、もうちょっとハードルを下げてもらいたいなー……って」
美波「未央ちゃん。……一緒に、挑戦しましょう?」
未央「これダメなやつだー!」
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