646: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2017/10/06(金) 00:06:47.70 ID:siEDK2Vb0
――店の前
P「ここか」
未央「うん。……さすがにそこまで人は多くないけど、一応、まだ人はいるね」
P「結構待つのか?」
未央「みたい。一人にかかる時間が結構長いんだって」
P「そうなのか。じゃあ、待ってる間に未央は勉強か」
未央「……い、今は、その、そういう時間じゃないから」
P「隙間時間に勉強することが大切……って、誰か言ってなかったか」
未央「い、言ってたけど……やっぱり、しなきゃダメ?」
P「……くっ。ふっ、ふふっ」
未央「何いきなり笑いだして……プロデューサー?」
P「悪い悪い。未央がいつも頑張ってることは知ってるよ。今は息抜きの時間だもんな。そんな時くらい、勉強しなくてもいいよな。俺だって、『勉強しろ』って言えるほど勤勉な学生だったわけでもないし」
未央「もー……でも、プロデューサーの学生時代かー。気になるかも」
P「特に面白いことは何もなかったから気にするな」
未央「そうは言っても、気になっちゃうものは気になっちゃうわけですよ。卒業アルバムとかないの? 学生の頃の写真とか」
P「ぜんぶ実家に置いてあるからない」
未央「それじゃあ今度持ってきてくれない?」
P「断る」
未央「むぅ……これは美嘉ねーやかれんにも言って手伝ってもらうしか……」
P「やめろ。絶対面倒なことになるから」
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