60: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 20:51:09.87 ID:7DFBPWe10
未央「……!?」
未央(はー……こう来るかーこう来ますかーこう来ちゃいますかー! おいしい! いや、そこまで予想外の味、ってわけじゃないんだけど……いや、うん、ここまでのおいしさは予想外かも)
未央(ハンバーグは柔らかいことは柔らかいんだけど、ジューシーじゃないわけじゃなくて……なんて言えばいいんだろ。割っただけで肉汁が溢れ出す、みたいな感じじゃなくて、口の中に入れて噛むとじわーっと広がる、みたいな感じ? ふっくらジューシー、なんて言ったらいいのかな。もうこのハンバーグだけでおいしい気がする!)
61: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 20:55:24.42 ID:7DFBPWe10
未央(うんうん……なんだかぴかぴかでおいしそうな感じ! でも、ライスでそこまで食べ方を考えることはないよね。いただきます)パクッ
未央「……ほうほう」
未央(思ったよりおいしい。え? ご飯もおいしいんだけど。ちょっと硬めなのは『ライス』だから? いや、でも、このちょっと硬めなのがまた良いかも。うん、おいしい。ライスだけでもなんだかおいしい感じ……なんだけど! そんなことよりもハンバーグと一緒にこのライスを食べちゃいたい! ということで! ハンバーグを切って、ソースを出来る限り絡ませて……ライスに乗せて、食べる!)パクッ
62: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:00:40.00 ID:7DFBPWe10
未央(……そう言えば、このマッシュポテト、まだ食べてなかったなー……これをソースに、って……なんだか、想像するだけでおいしそうなんだけど! これは検証が必要だね! ということで、ソースをたっぷり付けて、っと……)パクッ
未央「……うん!」
未央(わかってた! わかってましたよおいしいってこと! というか、ポテトだからかハンバーグよりもソースが絡んできてるかも!)
63: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:04:46.85 ID:7DFBPWe10
――
未央「……それで、アイス、だね」
64: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:11:47.99 ID:7DFBPWe10
――店の外
未央「……おいしかったね、プロデューサー」
65: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:15:08.52 ID:7DFBPWe10
未央「私もお腹いっぱーい。おんぶしてくれる?」
P「今回は俺も辛いからダメだ。というか、お前も大して辛くはなさそうだしな」
未央「えへへ、バレた? まあ、満腹、って感じなだけだしね」
66: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:18:18.85 ID:7DFBPWe10
P「……でも、本当においしかったな。他のメニューも気になるが……次に来たらなんだかんだであれを頼んでしまいそうだ」
未央「それは私もそうかも。本当においしかったもんね。……そう言えば、プロデューサー、前のラーメン屋さんみたいにならなかったね」
P「前? ……ああ、新宿の時の、か。あの時に『ゆっくり話したい』って言ったのは未央だろ?」
67: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:19:13.10 ID:7DFBPWe10
P「それは言うなよ……あ、そう言えば、未央、にんにくだったが大丈夫だったのか?」
未央「んっ……それ、言う? せっかく言ってなかったのに……すぐにブレスケアするから大丈夫だもん」
P「まあ、それならいいが……」
68: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:24:22.81 ID:7DFBPWe10
P「狙い通りなのかよ……というか、今の関係の方が言いやすいんじゃないか? 俺が言うのもなんだが」
未央「んー……まあ、意識してるかどうかは、重要だからね」
P「お前の方はあの時だと意識してなかったのか」
69: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2015/12/20(日) 21:29:54.56 ID:7DFBPWe10
未央「……そう言えば、ハンバーグのお店だったのに私だけで良かったの? みくにゃんとからんらんとか……」
P「あー……それは、まあ、初めて行く店では、な。自分で行ったことがある店以外に連れて行くっていうのは、あんまり人を連れて行きにくいからな」
未央「私だけは特別、ってこと?」
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