本田未央「プロデューサーとのごはん」 その2
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512: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/12/01(木) 21:32:29.95 ID:2RSVv31G0
未央(それじゃ、まずはこのポテトから……)パクッ

未央「……ん」

未央(いい感じにしょっぱくて……これはかれんが好きな感じかな? うん、おいしい)

未央(次はフライドチキンを……っと)パクッ

未央「……うん」

未央(おいしい。……うん、本当に、おいしい)

未央(どうして、こんなにおいしく感じるんだろう)

未央(はっきり言って、ちょっと冷めてるし……そう考えれば、そこまでおいしくはない、はず、なのに)

P「どうだ? 未央」

未央「……プロデューサー」

未央(……そっか)

未央「とっても……おいしいよ、プロデューサー。ほらほら、プロデューサーくんも食べたまえ〜」

未央(……そうだよね。こんなの、当然のことだった)

未央(ごはんの味は、それそのものだけで決まるものじゃない)

未央(今、この時……みんながいるから。プロデューサーたちみんながいるから、おいしいんだ)

未央(……なんか、そう考えると)

未央「プロデューサー」

P「ん?」

未央「私、実はプロデューサーと二人きりでごはんを食べるんだと思ってたんだ。それで、今日はどんなお店に連れて行ってもらえるのかなー、って期待していたりして」

P「……で、どうだ?」

未央「……とっても、とーっても、嬉しいよ、プロデューサー! ライブでもそうだったけど……みんなが楽しくしてると、私も楽しいから! こんな風に、みんなで食べるごはんは、とってもおいしいよ! だからありがと、プロデューサー♪」

P「どういたしまして」

未央「……えへへ。プロデューサー、大好きだよっ☆」

P「……さ、行ってこい。みんなで楽しく……だろ?」

未央「はーい。……でも、今日くらいは大好き、って言ってくれてもいいと思うよ?」

P「……大好きだよ、未央」

未央「……」

P「……なんだよ、その顔」

未央「……本当に言ってくれるとは、思わなかったから」

P「言わない方が良かったか?」

未央「ううん! 嬉しい! だから、ぎゅー♪」ギュー

P「ちょっ!」

未央「えへへ、スキあり〜」ギュー

P「……」ギュッ

未央「っ」ビクッ

P「……ほら、これでいいだろ。とっとと行ってこい」

未央「……うん」



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