297:名無しNIPPER[saga]
2016/07/07(木) 23:52:53.88 ID:EmRkc2/So
「・・・・・・本当に今日、学校行くの?」
「休む理由なんてないからな。おまえ、何で俺が休まなきゃいけねえのか話してくれない
し」
「話してくれないって・・・・・・自分にだってよくわかってないんだもん、話しようがない
よ」
「だから、それがよくわかんねえって言ってるんだよ」
「直感的に不安になる時ってあるじゃん。お兄ちゃんはそういうことってないの?」
「ないとは言わねえけど、今は別にそういう感じはしない」
「まあ、あたしの思い過ごしならいいんだけど」
麻衣が心配してくれていることくらいはわかる。けど、逆に言うと何で俺が今日登校し
ちゃいけないのかはっさっぱりわからない。優は今日もいないかもしれないけど、それと
俺の登校は別の問題じゃないか。
「お兄ちゃん、今日は二見先輩もいないいんだし、あたしたちと一緒に登校してね」
「たちって・・・・・・」
誰だよ。
「お姉ちゃんだよ」
「二見先輩と付き合い始めたからって、いつまでもお姉ちゃんや夕さんと気まずいままで
いてもしょうがないでしょ」
「いや、夕也はともかく有希とは別に・・・・・・」
「それならいいじゃん」
「まあ、別にいいけど。でも、最近は夕也も一緒なんだろ?」
「よく知ってるね。夕さんと一緒はいや?」
「俺は別に気にしねえけど、夕也がいやがるんじゃね?」
「そんなことないと思う。多分、夕也さんもお兄ちゃんと仲直りするきっかけとか探して
るんじゃないかな」
「・・・・・・そうかなあ」
夕也が求めていた有希が俺のことを好きで、俺が優を選んだことに夕也が憤っていたと
したら、あいつが俺と仲直りしたいなんて思わないだろう。
「とにかくもう行こ。遅れちゃうし」
でも、今はそんなことを考えている場合じゃない。学校に行けば優に会えるかもしれな
いのだ。
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