女神
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158:名無しNIPPER[saga]
2016/03/13(日) 00:09:00.12 ID:PMIDBg1vo

「なあ」

「うん」

「おまえ本当に初めてだったんだ」

「何? 疑ってたの」

「そういうわけじゃねえけどさ。何っていうかおまえ普段から大人びてるし、前に男がい
たって言ってたし」

「やっぱ疑ってたんじゃない」

「悪い。でも少しだけど血がたし、おまえすごく痛がってたし」

「うん。最初に奥まで入れられた時は本当に死ぬかと思った。麻酔なしで手術されたみた
いだったよ」

「麻酔されたら気持ちの良さも感じられないんじゃね?」

「それくらい痛かったって話しだよ。ばか」

「悪い」

「でも、嬉しかった。こんなに早く君と結ばれるなんて思ってもいなかったから」

「それは俺もそう思ったよ。でもなあ」

 それにしても初体験が後ろ手に縛られている女の子とだなんて、普通じゃないにも程が
ある、と俺はそのときそう思った。

「どうしたの?」

「いや・・・・・・何て言うか」

「はっきり言ってよ」

「最初なんだし、ちゃんと抱き合いたかったなって、ちょっと思っただけだよ」

「どういうこと? ああ、そうか。あたしもあの最中に、君に抱きつこうとしたけど腕が
動かなかった」

「俺、初めてで慌ててたから。ごめん。ちゃんと腕を解いてからすればよかったね」

「普通の人とは違った初体験だったかもしれないけど、あたしはそれでも嬉しいよ。体だ
けじゃなくて心も繋がった感じがしたし」

「あ、それは俺もそう思った」

「じゃあ、いいじゃない。ねえ」

「うん」

「キスして」

「ああ」

 そういえばいきなり本番しちゃったんだ。いくら童貞とはいえ我ながら余裕が無さ過ぎ
だし、順番無視にもほどがある。

「ありがと」

「礼なんて言うなよ」

「うん」

「あ、悪い。もう縄ほどこうな」

「ちょっと待って」

「うん?」

「せっかくだし」

「何が?」

「君と結ばれた記念というか」

「う、うん」

「麻人のカメラで、このままのあたしを撮影してくれる?」

「え?」


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