女神
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156:名無しNIPPER[saga]
2016/03/13(日) 00:03:44.66 ID:PMIDBg1vo

「・・・・・・俺のカメラで撮るか?」

「え?」

「一眼とか持ち歩くほど写真好きじゃないんだけどさ」

「うん」

「親父から麻衣の写真とか撮って送れって言われてるから、いつも持ち歩いているカメラ
ならあるんだけど」

「そんなカメラで女神行為なんて撮ってもらっていいの?」

「俺は別にいいけど。むしろおまえはいいの?」

「何で?」

「自分の体だしな。他人のカメラでデータ保存されるのが気持悪いなら、無理には勧めな
いぜ」

「お願いしていい?」

「俺のことそんなに信用していいのか」

「うん。君のことは本当に好きだし、むしろ麻人のカメラで撮ってもらえるなら嬉しい」

「大袈裟だよ、おまえ」

 でも、内心では優のその信頼が俺には嬉しかったのだ。

 俺は自分のカバンの中から、カメラを取り出した。それは親父やお袋の影響でカメラ好
きになっていた俺に喜んだ両親が、以前プレゼントしてくれたカメラだった。それは高級
コンパクトデジタルカメラに分類されるカメラで、優の所有しているミラーレスほど自由
度はないけど、気軽に高画質な写真を撮るには最適なカメラだった。価格もそれなりに高
価なこのカメラをくれた親父は俺にこう言ったのだった。普段、麻衣に会えないから、お
まえがこのカメラで妹のスナップを撮って送ってくれって。だからこのカメラのSDカード
には麻衣のスナップ写真がいっぱい詰まっていた。SDカードのメモリーがなくなると、そ
の画像をリビングのパソコンに転送して親父に送付して、ハードディスクに保存する。妹
が食事の支度をしている時の俺の日課はこれだったのだ。

 そのカメラに優の女神行為を記録することになった俺は、複雑な気持を抱き抱えていた。
このメモリーカードには俺と妹の記憶が残されている。たまには有希とか夕也の写真も撮
影したけど、このカードに保存されているのは、ほとんどは親父に送るために撮影した麻
衣の画像だった。でも、今の俺は優が俺に示してくれた期待と信頼にわくわくしていたか
ら、そのことについてはあまり深く考えようとはしなかった。

「カメラは準備できたの?」

「ああ。使い慣れた自分のカメラだからな。いつでもいいよ」

「じゃあ、撮影しようか。今日は撮り溜めておいて一気にうpしよう」

「あ、ああ」

「じゃあ、これお願い」

「え?」

 優が俺にロープのような物を差し出した。

「自分じゃ縛れないし。あたしの腕を縛って。あまりきつくしないでね」

 優はベッドに座って後ろに手を廻している。この手を縛ればいいんだろう。でも、そうし
たとたんに、優は反射的に声を出し、体を動かした。

「ごめん。痛かったか?」

「そうじゃないあたしの方こそ変な声出してごめん」

 なんだかとても興奮する。体もそうだけど、精神的にもやばい。

「うん。じゃあ、撮影する?」


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