151:名無しNIPPER[saga]
2016/03/07(月) 00:02:48.61 ID:6yt3IbxEo
「そうなんだ。じゃあ、これからはあたしのことも被写体にしてくれる?」
「そりゃもちろん、いいけど。それよかこのミラーレス、おまえの?」
「うん。前にお父さんに買ってもらったんだけど」
「レンズ付きで10万円以上するこれを、まさか女神行為用に?」
「うん、そうだけど。でもこれって両手使わないと撮れなくて、あまり自分撮り用じゃな
かったな。結局一度も使ってない」
「このカメラも気の毒に」
「え? なんで」
「まあ、いいや。じゃあ、今日は俺がカメラマンだな」
「うん。自撮りじゃない女神行為って初めてだから何かドキドキする」
「まあ、少なくともおまえよりは綺麗に撮れると思うよ」
「よかった。可愛く撮ってね」
「ああ。ちょっとそのカメラ貸して」
「はい」
電源を入れると、液晶に光が灯った。これならすぐにでも使えそうだ。
俺は撮り方を考えた。背景はぼかした方がいい。主に身バレしないためだけど、その方
が優が目立つ写真になる。絞りは開放でいこう。あと、蛍光灯しか光源がないし、青っぽ
くならないようにホワイトバランスも弄っていこう。というかこのカメラの設定はすごく
わかりやすい。
「使えそう?」
「ああ、問題ないよ。ちょっと試し撮りしていい?」
「うん」
「どれ」
シャッター音が響いた。
『メモリーカードが入っていないので実行できません』
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