末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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◆54DIlPdu2E
[saga]
2017/11/26(日) 23:55:47.87 ID:GY9UkbxK0
(末妹「……この場所ではいつもと違うことが起きているのなら……もしかしたら?」)
(次兄「末妹?」)
(末妹「野獣様、師匠様、『仮想の窓』はお屋敷の銀板鏡のような魔法なのですよね?」)
(師匠「うむ、まあ……原理は変わらんのだが、物質としての鏡の存在と、物質のない世界との違いだけで」)
(末妹「私の部屋の鏡台に今の私達の様子を映し出すことはできませんか?」)
(野獣「え?」)
(師匠「なんと……」)
(師匠「……ふむ……なるほどなるほど……そうだな、試す価値はありそうだ」)
(師匠「家の者達はあの鏡台が何の目的で君の部屋にあるか知っているのだろう?」)
(師匠「それに家の者達は君の部屋にいる、きっと気付くはず」)
(王子「あれ……でも……」)
(末妹「……ただ」)
(師匠「ん?」)
(末妹「鏡台の覆いを開かなくてはなりませんが……」)
(師匠「……なんと」)
(次兄「ああ、末妹は几帳面だから、使い終わる度に鏡台の覆いを閉じているんだよなあ……」)
(執事「まあ普通はそうですよね」)
(メイド「次兄様ならいちいちそんなことなさいませんのに、ねえ」ハァ)
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