末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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312: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/08/14(日) 21:49:36.11 ID:DRmNCapN0
(野獣「悪かった本当に悪かった、しかし……お前が好き勝手してよい理由にはならんからな、それはそれこれはこれ」)

(次兄「くっ流石は野獣様、付け入る隙を与えてくれない……」)

(野獣「……限られた時間、一方的に欲望を満たすより」)

(野獣「我々双方のそこそこ良い思い出になるよう、お互い譲歩する方が有意義とは思わんか?」)

(次兄「むう……正論です」)

(次兄「それでは野獣様のペースでこの場を進めてくださいどーぞ」)

(野獣「やれやれ、自分本位かと思えば人任せ、お前は本当に良く言えば不器用、悪く言えば……」)

(野獣「……泣かれると面倒だからやめておこう」)

(次兄「いいんですよどうせ俺ですから何と言われたって」イジイジ)

(野獣「機嫌を治せ、それより……勉強を頑張っているか? 今はどんなことを学んでいる?」)

(次兄「……がんばっていますよ、家庭教師に習った勉強の復習はほぼ完璧ぽいので、各教科のもう少し上を」)

(野獣「ほう、図書館に通っているのはそのためか」)

(野獣「絵の方は?  動物しか描けないのでは通用しない、のだろう?」)

(次兄「……まだ誰にも見せられませんが……人知れず影の特訓は絶やしていません」)

(野獣「特訓(絵の練習とも言うが)の成果が実を結ぶ日が楽しみだな!」)

(次兄「……うへへ、少なくとも無駄にはしませんから」)
 


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