末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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300: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/08/05(金) 21:01:54.03 ID:QmTXQ2QA0
(師匠「何か聞こえたがまあよいわ、いずれまたゆっくりじっくりと」)

(師匠「では……我々は立ち去るとしよう、明日も早いからな菫花」)

(王子「はい、それではおやすみなさい、そしてありがとう末妹さん、次兄君……」)

(末妹「おやすみなさい、菫花さん、師匠様」)

(王子「……野獣、メイドさん達によろしくね」)

(野獣「ああ、きっとメイドも元気になるさ」)

(師匠「眠りの魔法……」ポワワン)

(野獣「……さてと」)

(次兄「……とっとと眠ったほうがいいんですよね、はいはい」フテクサレ)

(野獣「執事に伝言があれば聞くぞ、次兄」)

(次兄「!!」)

(次兄「そ、そんな野獣様、(俺をめぐる)恋敵(=執事さん)に塩を送るような真似とか、どういう風の吹きまわしで!?」ゲヘヘヘヘ)

(野獣「……お前のその台詞は理解できない、いや、理解したくもないが」)

(野獣「執事の気分を害するような内容ならば私が握り潰せば良いだけ、とりあえず言ってみろ」)

(次兄「えーとえーと、おっさん達が騾馬を慣らすのに使う執事さんの獣臭セット、あれと同じ物を今度会う時に俺用にひとつ」)

(次兄「使い古しのだけど可能な限りフレッシュな手袋と抜け毛はなるべく毛足の長い冬毛のー」)



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