末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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259: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/15(金) 00:02:41.43 ID:V7A/ANY60
応接室の3人。

師匠「……家政婦さん? ちょっとこちらへ」

家政婦「はい」サッ
以下略 AAS



260: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/15(金) 00:04:31.68 ID:V7A/ANY60
廊下の2人→3人。

家政婦「……私にご用がございましたら、こちらの呼び鈴を鳴らしてください」リン♪

長姉「ちょ、家政婦さんが出て来るわ!」アワアワ
以下略 AAS



261: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/15(金) 00:05:34.76 ID:V7A/ANY60
店舗の3人。

末妹「え……と、長兄おにい……ちゃん……?」

長兄「」
以下略 AAS



262: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/15(金) 00:06:50.61 ID:V7A/ANY60
長兄「……な、仲間外れは……長姉と次姉もすっかり『お姉ちゃん』呼びが定着して……」

次兄「……」ジー

次兄「……誰かに何か言われたんでしょ?」
以下略 AAS



263: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/15(金) 00:07:47.29 ID:V7A/ANY60
次兄「……でも、もしかしたら『それ以外の誰か』にもそのように見られてるかもしれない」

次兄「そんな疑念が湧いて不安になっちゃったんでしょ?」

末妹「それ以外の誰か……?」
以下略 AAS



264: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/15(金) 00:08:37.29 ID:V7A/ANY60
次兄「ま、今回は家政婦さんの事は置いといて、っと」ゼスチャー

次兄「末妹の『お兄さん』には、愛情と尊敬と信頼が込められている、そうは思わないか兄さん?」

長兄「尊敬……信頼……」
以下略 AAS



265: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2016/07/15(金) 00:09:53.48 ID:V7A/ANY60

※今回ここまで。次回は応接室の顛末です(たぶん)※

>>258 ありがとう


266:名無しNIPPER[sage]
2016/07/15(金) 00:52:48.69 ID:nDRhSK6UO
次兄はたまに洞察力がゴイスー

ところで長兄のガタイが想像以上だった件



267: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2016/07/16(土) 08:42:02.29 ID:04HjTBtt0

※次回はたぶん7/18頃に……※

体重は次兄の推測にすぎないのと着痩せするタイプなので見た目さほどガチムチでもないが
実家に戻る前はあらゆる肉体労働関係からスカウトが来たくらいにはいい体です、長兄


268: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/19(火) 00:07:58.16 ID:EIH4rIN30
そして応接室。

商人「……道に迷い、屋敷に導かれた私がバラ一輪を盗むことなく帰宅すれば、あの子達はあなた達と出会うこともなく」

商人「……少なくとも次にバラを誰かが折るまでは、おそらくは野獣も何事もなく……その後もあの屋敷で」
以下略 AAS



269: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/07/19(火) 00:08:55.34 ID:EIH4rIN30
王子「……それでも、使用人の皆さん、次兄君と末妹さん」

王子「野獣を好きだったみんなの為には、暫くは死ぬわけにはいかない」

王子「それがとりあえずの生きる理由になり」
以下略 AAS



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